ヘルベグ日記

浦和レッズと横浜ベイスターズが大好きっす

2011/11/14(月) 06:46:06

最近の出張で一気に読んだので、まとめて感想を。


『境遇』湊かなえ


自分としては今回はちょっと・・・でした
文字は大きめなんですけど、読みやすくもないし・・・
もっとブラックな感じの方が”湊かなえ ”色がある気がしますね

物足らなすぎるし、読み始めたから最後まで読んだというのが
正直な感想です。

これスペシャルドラマ化されるようですが、あんまり期待していません

それよりWOWOWの連続ドラマWで映像化される『贖罪』はものすごく期待しています
キャストが小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴、森山未來、加瀬亮、新井浩文、田中哲司と超豪華
さらに池田成志&高田聖子出演だし、
松本まりか、伊藤歩と好きな女優も出るし(上の5人は別格)

松本まりか出演の舞台ベッド&メイキングス『墓場、女子高生』
ベッド&メイキングスの先着先行があり、既にチケット入手済

この舞台、キャストが安藤聖/吉本菜穂子/町田マリー/松本まりかとかなり豪華。楽しみすぎる

あ、話がそれてしまいましたが、『境遇』はあまりおもしろくなかったです。

新刊の2つ目
『ハードラック』薬丸岳


好きな作家の一人、薬丸岳さんの最新刊
今まで、『天使のナイフ』で少年法を、『闇の底』で性犯罪、『虚夢』で刑法第39条・心神喪失者の犯罪を、『悪党』では犯罪者の処罰と更生をと、かなり骨太なテーマで傑作を生み出してきた薬丸岳さん
(『悪党』だけまだ読んでいません)
今回の『ハードラック』はネットカフェ難民が巻き込まれる犯罪を取り上げていて、
途中まではおもしろかったのですが、途中から・・・でした。
”驚愕と慟哭のラスト”ではなかったです・・・

続いて、
『刑事のまなざし』薬丸岳


『ハードラック』の前に出ていたもので、古本屋で見つけ半額で購入
『刑事のまなざし』は薬丸岳さんならではという感じの作品で、被害者に同情できない話が多く、読んでいて救いがない感じ。
『ハードラック』よりはおもしろかったですよ

今回のラストは
『下町ロケット』池井戸潤


既にWOWOWの連続ドラマWで 『下町ロケット』の世界に浸ってしまったあとですが、
『ジェノサイド』を押さえての直木賞受賞作は読んでみたく、
『刑事のまなざし』同様、古本屋で見つけて半額で購入

これを読んでドラマがほぼ同じストーリーだったことがわかり、改めてすごい作品だなと感じましたね
ドラマ観て知っているのに、後半のアツいシーンは涙ぐんでしまったり、読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました。

では函館行ってきます


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2011/09/18(日) 07:19:32

東野圭吾 『マスカレード・ホテル』



3/3発売 『麒麟の翼』
6/6発売 『真夏の方程式』に続いて

9/9発売 『マスカレード・ホテル』

加賀刑事シリーズ、ガリレオシリーズときて、今回は新作


【内容】
都内で起きた不可解な連続殺人事件。現場に残されたある手がかりから、次の現場が超一流のホテル・コルテシア東京と割り出された。容疑者もターゲットも不明のまま、警察は大胆にも潜入捜査を開始。やり手の刑事・新田浩介は一流のフロントスタッフ・山岸尚美とコンビを組むことに。そこへ、次々と怪しげな客たちがやってくる。
ターゲットは、そして犯人は誰なのか。
誰も予想しえなかった驚愕の真相とは?
東野圭吾史上最高に華麗な傑作長編ミステリ。

新ヒーロー誕生!


ということです


最高におもしろかった


というわけではないですが、さすがだなぁと思いましたね


サラっと読めてしまう

特に、『コラプティオ』『ジェノサイド』と読んだ後なので、460ページが薄く感じられた(笑)



まぁ、3作通してドロドロものはなかったので、読みやすかったかと。


新ヒーローっていうくらいだから今後、新田刑事シリーズが続くのでしょうか
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2011/09/06(火) 17:19:30

大雨の北海道出張から帰ってきました

といっても自分はあまり雨にも降られず、帰りの飛行機もそんなに揺れることもなく、
先週のフットサルから台風の影響はほぼまったくありませんでした

そんな出張中に読み終わった、

高野和明さんの『ジェノサイド』





これは凄かった


590ページは決してあっという間ではなかったけど、


凄かった


【内容紹介】
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。




タイトルのジェノサイド

単なる大量虐殺ということではなく、ある特定の人種・民族・国家・宗教の抹殺・抹消を指します


壮大なバイオレンスSFな上に薬学の細かい描写や考えさせられる言葉が心に残りました


「すべての生物種の中で、人間だけが同種間の大量虐殺(ジェノサイド)を行う唯一の動物だからだ、それがヒトという生き物の定義だよ。人間性とは残虐性なのさ。〜」


「〜アフリカ大陸では、一千万人の奴隷を狩るためにその何倍もの人間が殺された。同じ生物種であっても、この有り様だ。現生人類が、他の人類(原人やネアンデルタール人)を厚遇したとは思えない。」

「〜、戦争とは形を変えた共食いなんだ。そして人間は、知性を用いて共食いの本能を隠蔽しようとする。政治、宗教、イデオロギー、愛国心といった屁理屈をこねまわしてな。しかし根底にあるのは獣と同じ欲求だ。〜」など


読んでおいてよかったです


今年1番かな
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2011/08/23(火) 00:27:21

『ハゲタカ』シリーズで知られる真山仁さんの最新長篇


『コラプティオ』



”『ハゲタカ』の筆者が描く「3・11」以降の「政治」と「原発」
東日本大震災の1年以上前から「別册文藝春秋」誌上で連載されていたそのテーマはなんと「原子力政策をめぐる政治とメディアの暗闘」……。余りに予言めいたストーリーは大幅改稿を経て、傷ついたこの国がいずれ直面するであろう難局を正面から描いた、骨太な人間ドラマとなりました。震災後に現れた有言実行のカリスマ総理、彼が打ち出した、禁断の経済復興策とは?”

ってのを見て購入


『ハゲタカ』同様スピード感があり、533ページと、ぶ厚いですが、
どんどん読めてしまいます

途中からはある程度この物語の向かう方向が見えますが、
非常に興味深く読むことができました


震災当時の”現在の政府”を素人集団の失政と評し、そこから生まれるカリスマ総理・宮藤隼人
そのカリスマに若き内閣調査官・白石望、白石と中学の同級生の新聞記者・神林裕太が震災後の原子力政策などでからみあう


ホント一気に読んでしましいましたね


連載最終回の締め切りが東日本大震災の3日後ということで、
発行にあたって大幅に加筆修正されたそうです
ちょっと修正前のも気になるところ


ちなみに”コラプティオ”とはラテン語で「汚職・腐敗」っていう意味だそうです


次は高野和明さんの『ジェノサイド』買おうかな
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2011/08/18(木) 15:10:15

しばらく読みたいと思うものがなかったのですが、
書店の新刊コーナーで目に入り購入

佐々木譲の”道警シリーズ第5弾”『密売人』



『笑う警官』からのシリーズもので、
安心して手にとることができる作品です。
(映画『笑う警官』は最悪でしたけど・・・)

今回は『密売人』が売ったものによってエスが続けて殺害されていき、
佐伯警部補が自分のエスの保護をしようとする

あまり過激ではないのですが、
後半はスピード感があり、読みやすかったですね。


『密売人』を読み終え、今は真山仁『コラプティオ』読み始めました。

『ハゲタカ』シリーズの真山仁最新作

〜内容紹介〜
東日本大震災の1年以上前から「別册文藝春秋」誌上で連載されていたそのテーマはなんと「原子力政策をめぐる政治とメディアの暗闘」
余りに予言めいたストーリーは大幅改稿を経て、傷ついたこの国がいずれ直面するであろう難局を正面から描いた、骨太な人間ドラマとなりました。
震災後に現れた有言実行のカリスマ総理、彼が打ち出した、禁断の経済復興策とは?

単行本サイズで536ページと読み応え抜群ですよ

今、第4章(まだ半分まできていない)まできましたが、おもしろい!!

帰ったらスーペル・コパの録画(後半)と録画した『空の境界』を観るので、読むのは電車内だけですが、
続き読むのが楽しみです
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2011/07/04(月) 22:14:35

とっくに読み終わってはいたのですが、
あまりにも一気に読んでしまい書いていなかったこと忘れていました。


年に一度の楽しみ


村山由佳
『おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V 雲の果て』



『坂の途中』以降8年間毎年5月末に刊行されてきた『おいコー』ですが、
今回は震災の影響などもあったのか、6月。
でも無事読むことができてよかった


『凍える月』が衝撃ラストで終わっていて、
WEB NOVELで読んでいない自分としては『雲の果て』がどんな始まり方をするのか気になっていました。


『雲の果て』はまさかの異国スタート
それでも話の中身から『凍える月』のラストからの展開はやはりそうなってしまっていたかと・・・


そりゃあ、勝利も壊れるよね・・・


それでも由佳先生が「なるべくハッピーエンドで迎えたいと思います」と言ってくれているので、これからも毎年楽しみにしていきたいです
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2011/06/14(火) 08:39:08

東野圭吾『真夏の方程式』


ガリレオは『聖女の救済』以来2年半ぶりですか

非常に読みやすく、好きな作品です

難解さなど読みごたえでは『聖女の救済』の方が上かと思いますが、この『真夏の方程式』

好きだなー

ドロドロしたのじゃなきいやだという方にはオススメできないサラっとした肌触りな作品

『容疑者Xの献身』で果たせなかった献身さを『真夏の方程式』でやり遂げた

そんな感じでしょうか

もちろん草薙、内海両刑事は納得していないでしょうけどね

9月には新シリーズものが刊行らしく、楽しみです

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2011/06/11(土) 10:57:27

薬丸岳『虚夢』




2008年に文庫化された『天使のナイフ』は読んでいたのですが、
次の『闇の底』『虚夢』は読んでいなく、
今回店頭で『虚夢』が文庫化されているのを見つけ購入


『天使のナイフ』も一気に読んでいましたが、
今回の『虚夢』も一気に読んでしまいましたね

読みやすい作りではありますが、読み応えありです。

『天使のナイフ』は少年法
未読の『闇の底』は性犯罪

今回読んだ『虚夢』は刑法第39条・心神喪失者の犯罪についてで、
精神鑑定に真っ向から挑んだ作品です



”人を殺そうとする時点で、その人間は病んでいるのではないだろうか。それは犯行時の瞬間的なものかもしれないが、正常な精神でないから人を殺せるのではないのか。”

ここが特に印象に残りましたね


『闇の底』や4作目の犯罪者の処罰と更生を描いた『悪党』も読んでみようかな

ちなみに今は東野圭吾『真夏の方程式』を読んでいます。


さて、さいたまダービーなので、そろそろ大宮に向かいますか
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2011/05/14(土) 09:48:47

海堂尊『ナニワ・モンスター』




おもしろかった


田口・白鳥シリーズをはじめとした桜宮市を中心に描くものとは別なんだろうなと思いながら読んでいたらびっくり

第一部のラストに彦根新吾登場でこの『ナニワ・モンスター』も桜宮・海堂ワールドの1作品なんだなと気づく

第二部からは他の作品でも出てきた人物がいろいろいたり、
『アリアドネの弾丸』で高階、田口が見た二人の人物がわかったり、
おもしろかった

かなり含んだところで終わり、続刊はAiセンターについての激しい攻防戦になるのかなーなんて思ってます


海堂作品について書くとき、いつも言っていますが、
初めてでもおもしろいとは思います
けど、他の作品読んでからだと何倍もおもしろいですよ

今回の『ナニワ・モンスター』だと
『イノセント・ゲリラの祝祭』、『アリアドネの弾丸』、『螺鈿迷宮』、『極北クレイマー』など読んでいるとなお良しです


現在も連載しているものがあるようで、
相変わらずの速筆でうれしいかぎり

『極北ラプソデイ』 ( 『極北クレイマー』の続編)
『アクアマリンの神殿』 ( 『モルフェウスの領域』の続編)
『スリジエセンター1991』 ( 『ブレイズメス1990』の続編)

『極北クレイマー』と『ブレイズメス1990』は好きな作品でもあるし、
続編がかなり楽しみです。
(個人的には『モルフェウスの領域』はあんまり好きでない・・・)




今日は三郷で”GRANRODEO LIVE TOUR 2011 SUPERNOVA”の初日DA


東京ドーム、ハマスタと連日の惜敗で疲れだけが残っているので、
ライブに出かけるまでは、自宅でおとなしく、録画したものを消化

WOWOWで録画した
”くるり LIVE at 武道館 2011
〜言葉にならしまへん、笑顔を見しとくれやしまへんやろか〜”
を観て、充電しています

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2011/03/11(金) 13:04:04

一昨日の会社帰りに店頭で発売を知った湊かなえ最新刊

『 花の鎖 』



さっそく読みました


海堂尊さんと同じく速筆な湊かなえさん


7作目にして帯に「湊かなえのセカンドステージ始動」と銘打たれたこの作品

個人的には『 往復書簡 』に似た雰囲気を感じたので、
セカンドステージ??という感じではありますが、
『 往復書簡 』同様に好きな作品になったことは間違いないです。



3つの話が最後に1つになり、終盤はウルっときましたね


読後感も良いです


それと、きんつばが食べたくなりました
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